家電はいつまで使い続ける?経済的な買換えのタイミング

電子レンジその他

 

 

電子レンジの平均寿命は9~10年で、内部のマグネトロンの寿命と連動しています。実際の買い替え時期の平均は13.2年です。ただし、新製品の切り替えが早いので、部品が5年ほどしか作られず、修理ができないことから買い替えが早くなる側面もあります。

 

 

何年使ったよりも、どれくらい使ったのかというコトの方が寿命に深く関わっています。一般的には2,000時間ほど使うと限界になるようです。長持ちさせるには、こまめに掃除をして清潔な状態に保つことが重要です。また、よくやってしまいがちですが、電子レンジの扉を閉める時にバタンと勢いよく閉めるのも故障も元になります。

 

 

最新の電子レンジは定格消費電力は大きくてもその分出力も大きいので調理時間が短く、毎日冷凍ご飯1膳を温めた場合では年間約200円の電気代が削減できます。

 

 

炊飯器もほとんどの家庭で毎日使っていると思います。従ってこれも使用頻度が高い人ほど寿命が短くなる傾向です。炊飯器の平均寿命は5~7年ですが、毎日炊く場合は3年~5年ほどで寿命になってしまいます。分量どおりにしてもご飯が焦げ付くようなら買い替えのサインです。

 

 

内釜のコーティングが剥がれることもあり、炊飯器が持っている本来の力を発揮できなくなることもあります。買い替え時期の平均は約9年です。最近の主流はIHタイプの炊飯器です。

 

 

掃除機の場合は、モーターの耐久性が寿命の決め手となります。掃除している途中で電源が切れてしまったり、ほこりをしっかり吸わなくなったら、買い替え時期です。買い替え時期の平均は6.9年です。

 

 

買い替えの節約効果ですが、掃除機の場合、紙パック式とサイクロン式でも消費電力の差が大きくなります。例えば、8年前の紙パック式掃除機と最新省エネ家電では消費電力は2倍もの差になります。年間約600円の電気代の差となります。

 

 

ちなみに家電リサイクル法も上手に活用したいところです。家電リサイクル法は、一般家庭などで使用していた家電製品をリサイクルして、資源を無駄にしないための法律となっています。

 

 

テレビ(液晶・プラズマ・ブラウン管を含む)、エアコン(業務用除く)、洗濯機・衣類乾燥機、冷蔵庫・冷凍庫(業務用除く)、という4つの家電製品が家電リサイクル法の対象です。買い替えと同時に処分するのなら、下取りサービスを利用できることがあるので、これも買い替え時にはしっかりチェックしておきたい点となります。